toggle
2025-02-13

オーシャンセーラーの集いJOSA「風の会」2024年度を3箇所で開催

JOSA AWARD2024を受賞された鈴木裕介さんとご家族
JOSA AWARD2024を受賞された鈴木裕介さんとご家族

2024年度を振り返るJOSA「風の会」の会合が、北海道、大阪そして東京ので三ヶ所で行われました。先ずは北海道室蘭で「北風会」(2025年1月15日)、大阪市で「西風会」(2025年2月1日)、そして東京で「東風会」(2025年2月7日)が開催され、参加した皆さんは大いに盛り上がりました。

今年度サバイバル・メディカルトレーニングを受講された方々と風の会メンバーにお声掛けしました。それでは各地域での風の会の様子を報告します。

北風会・北海道キャラバン懇親会

サバイバルトレーニング北海道キャラバンの参加者とスタッフ
サバイバルトレーニング北海道キャラバンの参加者とスタッフ

今回初の試みとなる北海道室蘭市で開催されたサバイバル・メディカルトレーニング北海道キャラバンは、設営を北海道在住の風の会メンバーにお手伝いいただき、無事成功を収めました。北海道の参加者たちの熱心な受講姿勢は感動的でした。北田、森村両トレーナーはもちろん、児玉理事も更新講習として参加して北海道のオーシャンセーラーと親交を深めました。

機材を積んで雪道を北へ向かうキャラバントラック
機材を積んで雪道を北へ向かうキャラバントラック
北田代表自らがキャラバントラックを運転
北田代表自らがキャラバントラックを運転
児玉理事も更新講習受講者として参加
児玉理事も更新講習受講者として参加

西風会

盛り上がるなにわ風の会メンバー
盛り上がるなにわ風の会メンバー

北海道から今度は北九州市で1月24日〜26日に開催されたのサバイバルトレーニングを無事終え、2月1日には大阪道頓堀で西風会が行われました。

森村JOSA理事が会長を務める大阪北港ヨットクラブにとって2025年は、メルボルン大阪ダブルハンドヨットレース2025のホストとして重要な年です。メルボルンから大阪までの5500マイルをダブルハンドで太平洋を縦断するこのヨットレースの趣旨に賛同し、JOSAは協賛して成功を祈念しております。

雨の道頓堀
雨の道頓堀
おなじみ法善寺横丁
おなじみ法善寺横丁
なにわの夜は続く
なにわの夜は続く

東風会

東風会の様子
東風会の様子

そして最後を飾る東風会が2月7日に行われました。2024年度のJOSA活動報告を兼ねたこの会は、JSAF元常務理事の大村雅一様、JSAF監事の鈴木保夫様、そして(株)PRF代表取締役の浜中健児様を来賓にお迎えし、児玉JOSA理事、池田JOSA理事、北田JOSA代表理事と関東の風の会メンバーが集まりました。この会で発表されたJOSA2024年度の活動報告をご紹介いたします。

JOSA2024年度活動報告

2024年3月21日(木)〜3月24日(日)パシフィコ横浜で行われたジャパンインターナショナルボートショーに出展。

  • JOSAの事業:サバイバル・メディカルトレーニングやオーシャンブートキャンプの紹介
  • サバイバルスーツや、セールバッグやフェンダー、船底塗料などオーシャンレースの本場ヨーロッパからJOSAが厳選したマリングッズを展示。グッズが購入可能なWEBショップの紹介。
  • JOSA「風の会」限定ヨット団体保険Sailonの案内

全3回の開催(2月・6月下旬・10月下旬)国際外洋レースに参加するクルーが多数参加

  • 第1回参加者6名。日本-パラオ親善ヨットレース出場予定の1122 TREKKEEとPALMAのクルーがクオリファイのため緊急開催。1122 TREKKEEの野田宗之佐さんは、翌年のメルボルン大阪カップにコ・スキッパーとして参加。
  • 第2回参加者4名。ボートショーで興味を持ってくれたフランス人のDavid Lechevalierさんが参加。フランスセーリング連盟(FFV)会員のDavidさんにJSAF発行のWorld Sailing終了認定証が発行されました。
  • 第3回参加者6名。川崎市のジラフワークトレーニングセンターでサバイバルトレーニング初開催。メルボルン大阪カップに参加するZeroのコ・スキッパー小林正幸さんとJazz Playerの中野佳代子さん、中西満男さんが参加
  • Zero の山田オーナーと1122 TREKKEEの新田オーナーも2022年に北九州で受講済み。

英国ヨット協会(RYA)の「RYA Sea Survival Handbook」2022年11月に刊行した日本語版改訂版を24年10月に刊行

北海道のOcean Boyチームが、小笠原レース2025に向けた200マイルトライアルを11月に行い、JOSAから認定証を発行

北海道室蘭市で記念すべきサバイバル・メディカルトレーニング北海道キャラバン開催。11名が参加。これまでのノウハウを元に日本全国でサバイバルトレーニングキャラバンの開催を予定

北九州市日本サバイバルトレーニングセンターにて新規(3日間)と更新講習(2日間)を開催。両方に対応できるプログラムを作成。2019年に受講して期限が切れた更新対象者6名を含む総勢20名が参加。小笠原レースに参加するチーム(Thetis-4、CRESCENT、HANAMIZUKI他)のクルーが多数参加

中山寛樹さん
中山寛樹さん

JOSA風の会メンバーである中山寛樹さんが駆けつけてくれました。MINI TRANSAT PROJECTでフランスで活躍中です。登山家としても実績のある中山さんの挑戦を応援よろしくお願いいたします。

同じく風の会メンバーの高原奈帆さんもMINI TRANSAT 2025に出場します。
KLC HORIZON 6 邨瀬愛彦さんとペアで外洋ダブルス日本選手権2024三連覇中!
2024年9月24日~10月1日開催の「Offshore DoubleHandedWorldChampionships(外洋ダブルハンド世界選手権)」日本代表として仕事と海外のヨットレースの可能性に挑戦しています。

【JOSA Award 2024優秀賞のご案内】

鈴木 裕介 様
このたび、JOSA Award 2024 において、優秀賞を贈呈することとなりました。
貴殿はJOSA 2024 年度の活動において、Sea Survival Training の運営において顕著な貢献を果たされました。また、Ocean Boot Camp 沖縄〜東京キャンプでは、近年忘れられがちな「心・技・体」の精神を体現し、1,000 マイル超のダブルハンドセーリングで素晴らしいパフォーマンスを発揮されました。
これからもセーリングを自ら楽しみながら、若手の模範となるような活動に取り組まれることを期待しております。 ささやかではございますが、心ばかりの品をお贈りいたします。
どうぞ良い風に恵まれ、素晴らしい航海を!

2025/02/09
Hiroshi Kitada 北⽥浩

【JOSA Award 2024 敢闘賞のご案内】

邨瀬 愛彦 様
ご無沙汰しております。
セーリングシーズンが待ち遠しい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今年のJOSA「西風会」は大阪での開催となり、お目にかかる機会を得られず残念でした。
邨瀬様が国内レースのみならず、欧州遠征での国際レースにも挑戦されながら、若い世代にチャンスを与え続けていらっしゃるお姿に深く感銘を受けております。
このたび、JOSA Award において、セーリングを自ら楽しみながら若者の育成にも尽力されているご活動に敬意を表し、2024 年度 敢闘賞をお贈りすることとなりました。
ささやかではございますが、心ばかりの品をお送りいたしますので、ご笑納いただければ幸いです。
今後ますますのご活躍をお祈りしております。
どうぞ良い風とともに、素晴らしい航海を!

2025/02/09
Hiroshi Kitada 北⽥浩


2025年度は下記のイベントを予定しています。

  1. 小笠原レース2025の共同主催(4月26日(土)スタート)
  2. メルボルン大阪ダブルハンドヨットレースの協賛森村理事がOHYC会長として日本側実行委員長として従事風の会メンバーのZero(山田さん、小林さん)の他、サバイバルトレーニングに参加した1122 TREKKEE(新田さん、野田さん)、JazzPlayer(中野さん、中西さん)の日本艇3艇が出場 
  3. サバイバル・メディカルトレーニング(6月・10月・11月開催予定)
  4. オーシャンブートキャンプ(浦賀ー関西ー浦賀ー室蘭ー函館ー浦賀を予定)
  5. 大阪湾ダブルハンドヨットレースの協賛

今年度は日程確定が遅れたことにより参加出来なかった会員様には心よりお詫び申し上げます。次年度はできるだけ早く日程を調整してより多くの方々にご参加頂けるようにして参ります。

新年度もJOSAをよろしくお願いいたします。

ほかの記事を読む