ルート・デュ・ラム 2018 公式会見レポート(2018/09/27)
皆様こんにちは!
フランス・パリから陸上班の堀内がお伝えいたします。
本日2018年9月27日は、11月4日にスタートするルート・デュ・ラム( La Route du Rhum-Destination Guadeloupe(以下RDR))の公式会見があり、サン・マロからカリブ海に浮かぶフランスの海外県グアドループまでの3,500マイルオーバーのソロレースに参加する124名のスキッパーがステージに立ちました。
さて、今回の深みのある写真を見て、皆様は「いつもとは雰囲気が違うな」とお気づきになられたかと思います。
それもそのはず。日本の誇るマリンフォトグラファーの矢部洋一氏が、サントロペの撮影に向かうタイトなスケジュールの中、パリに立ち寄ってくださり光栄にも私たちの撮影をして頂くことになりました。矢部様ありがとうございます!
それでは早速、現地の模様を時系列で見て行きましょう。
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朝10時頃会場となるセーヌ川沿いのradiofranceに到着。北田氏を囲んでベルギーからわざわざ応援に駆け付けて下さったJORAヨーロッパスタッフの櫻田さん、パトリッツィアさんと一緒に記念撮影
2016年のThe Transatに続く2度目の大西洋単独横断に挑戦する北田氏。前回は英国プリマスから米国ニューヨークまでの挑戦でしたが、今回はフランスで最も有名な大西洋横断ソロ(シングルハンド)レースであるRDRに挑戦です。しかも今大会は記念すべき40周年。11ヶ国から6つのフリートに124人のソロ(シングルハンド)スキッパーが11月4日のスタートラインに立ちます。
その中でも北田氏が出場するClass 40は53艇のエントリー。同一クラスでこれだけの艇数が大西洋を舞台に競い合うというレースに出るというのは、ちょっと筆舌に尽くし難いほどの規模ですね。全艇が一斉に並ぶスタートが楽しみで仕方がありません。
貴帆が仏国ロリアンに拠点を置いて3年、まさに継続は力なり。フランスのトップレーサーたちが親しく声をかけてくれます。いつかこの舞台に日本人セーラーが何人も挑戦し、日本のヨット界を盛り上げていけたらと夢は広がります。
JORAが目指すもの。それは日本人ソロ/ダブルハンドセーラーが世界の舞台で挑戦することを継続可能にする組織づくりにあります。その為にも今回のキャンペーンを成功させることはとても重要になります。
開場前に英語同時通訳のヘッドフォンを借りることに。「日本語も対応してくれるようになる為には、一人二人ぐらいの出場では足りね~な~」と北田氏。そうなれたら本当に素晴らしいことです。
最後はソファーが宙を舞い大団円。全てのセーラーの無事と成功を祈って。
最後にClass 40 スキッパーの入場シーンをご覧ください。
11月4日のスタートまで貴帆を密着サポートして行きます。次回レポートもお楽しみに!
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