オーシャンセーラーの集い「風の会」を開催
年間表彰「JOSAアワード」も創設
日本から世界の海で活躍するオーシャンセーラーを育成・支援しようと2021年に発足した日本オーシャンセーラー協会(JOSA、2021年に前身のJORA=日本オーシャンレーサー協会と、CCOJ=日本外洋ヨットオーナーズクラブが組織統合して発足)。去る12月3日、オーシャンセーラー同志の懇親を深める「風の会」を開催しました。今回はコロナの状況を鑑み少人数での集まりとなりましたが、北は北海道から西は広島まで20人がリアルで集い、またフランス在住のスタッフともウェブを介して大いに交流を深めました。

風の会2022
風の会2022のメーンイベントは、オーシャンへと果敢に挑んだメンバーを表彰する「JOSAアワード」の発表です。「JOSAアワード2021」はオーシャンレースの魅力に心を奪われ、会社を辞めてファストネットレースに出場した守屋有紗さん。「JOSAアワード2022」はスタートシークエンス中に顔面を強打しながらも沖縄〜東海レース総合2位、パールレースダブルハンドクラス2位となった〈Zero〉の山田克弘さんが受賞しました。

JOSAアワード2022を受賞した山田克弘さん(左)とJOSAアワード2021を受賞した守屋有紗さん(中)。北田代表理事からヨットを模したトロフィーが渡された
また「シーサバイバル・メディカルトレーニング」のワールドセーリング認定に尽力いただいた日本セーリング連盟(JSAF)常務理事の大村雅一さんと監事の鈴木保男さん、そしてJOSA理事の児玉萬平さんの3人を特別表彰しました。

特別表彰の児玉萬平JOSA理事(左)、鈴木保夫JSAF監事(中)、大村雅一JSAF常務理事のお三方。北田代表理事から小ぶりのヨット型トロフィーが渡された
コロナ禍を経て初めて開催したオーシャンセーラーの集い「風の会」は、来年以降も開催する予定です。「北風会」や「西風会」など各地で開催できれば楽しいと考えています。次回の開催をお楽しみに。
JOSA 2021〜2022年の活動記録
2021年2月:日本人講師(北田JOSA代表理事・森村JOSA理事)のみによる国内初の「シーサバイバル・メディカルトレーニング」を実施
2021年7月: JOSA主催のシーサバイバル・メディカルトレーシングが日本セーリング連盟よりワールドセーリングのWorld Sailing Offshore Special Regulations G6.1.1に基づきワールドセーリング認定コースとして認証される

JSAF発行WS認定修了書
2021年8月:ファストネットレース出場(北田JOSA代表理事・守屋有紗・ほか2名)

ファストネットレースをスタートする〈貴帆〉
2021年10月:英国ヨット協会(RYA)が発行する「Sea Survival Handbook」の日本語版を刊行

日本語版のシーサバイバルハンドブック
2022年1月:認証後初の「シーサバイバル・メディカルトレーニング」実施。12名がJSAF発行のワールドセーリング認定修了書を受領
2022年6月:2回目となる「シーサバイバル・メディカルトレーニング」を実施。7名がJSAF発行のワールドセーリング認定修了書を受領

サバイバルトレーニングの様子
2022年9月:17回目の開催となる「大阪湾ダブルハンドヨットレース」に協賛し冠スポンサーとなる
2022年9月:フランスを拠点にオーシャンレースに参戦していた〈貴帆〉が日本に帰国

船積みで豊橋に到着した〈貴帆〉
2022年9〜10月:Class40〈貴帆〉での本格的なオーシャンセーリングトレーニング「オーシャンブートキャンプ」がキックオフ

オーシャンブートキャンプの一コマ
2022年11月:3回目となる「シーサバイバル・メディカルトレーニング」を実施。12名がJSAF発行のワールドセーリング認定修了書を受領
2022年12月:オーシャンセーラーの集い「風の会」開催
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