toggle
2018-11-30

LA Route du Rhum-Destination Guadeloupe通信No.19

みなさん、こんにちは!
陸上班清水がお伝えいたします。

本日でレーススタートから26日目(リスタートから19日目)を迎えます。
貴帆FaceBookの発信ではローカルタイムのAM01:56に北田氏本人からの実況中継が公開されました。

’’星ひとつない真っ暗な大西洋に
ひとりぼっちで深夜労働中

やっと超ストロングコーヒーが効いてきた〜
セール修理もあと半分だ!
これ直さないとタイムリミットに間に合わない。
でも複雑な損傷だからあげた途端に一発バーストかも?’’
@きただ

リーチ部分が大きく裂けてしまい破損したステイセルを使わない様にストームジブで船を進めていた貴帆。やはり艇速は上がらず、北田氏はステイセルの大修理を開始した模様です。

破損したステイセル

フランス時間AM9時のトラッキング情報ではおよそ5ノットで船を進めており、残航およそ950マイル!
終わりのない修理工事の連続ではありますが、グアドループまで無事に走り切っていただきたいです。

 

さて、レースも終盤に差し掛かり明日から12月に突入します。
今回は陸上班が見つけたスタート前のメディア報道を少しご紹介いたします!
La Route du Rhum-Destination Guadeloupeはフランスで注目度が非常に高いスポーツの1つであるヨットのビッグレースということでメディア報道やレースヴィレッジがあるサン・マロは街全体がレースイベントを盛り上げます。

レースヴィレッジを訪れる人たちは参加スキッパーの紹介記事や紹介冊子を手にお気に入りのセーラーを探したり、サインを求めていました。

スタート2週間前の特別冊子(123名の参加スキッパーが紹介されています。)

スタート当日の新聞

スタート翌日記事にもスタートを見守る観衆の様子が報道されました。

フランスでのヨットレースの人気には驚くばかりですが、今回のラ・ルート・デュ・ラムの注目度&知名度は圧倒されるばかりでした。

⭐︎おまけ⭐︎
陸上班が改めてフランスにおけるヨットの人気を知ることになった写真です。


なんと本屋さんで見かけたフランス版国語辞典の表紙にFrançois Gabartが!
今回は悔しくも2位という成績ではありましたが様々なレコードに挑戦する有名セーラーはこんな場面にも登場するのかとびっくりした一コマです。

 

ほかの記事を読む